弁護士村松いづみのblogマチ弁の日々

かぼちゃまでラグビー(!!)

 

ラグビーワールドカップにおける日本の快進撃が止まらない。

 

そんな中、先日、長野県を訪れた際に珍しい野菜をゲットした。

それは、ラグビーボールのような、かぼちゃ。

かぼちゃまで「ラグビー」!!

 

「ロロンかぼちゃ」という名前らしい。

 

 

ネットで調べると、タキイ種苗が開発したかぼちゃのようで、開発者の「ロマン」と甘みの「マロン」が名前の由来とのこと。

大きさもラグビーボールくらい。面白い。

味は、普通のかぼちゃとそれほど変わらない。

かぼちゃ煮とスープを作って食べた。

 

もう1つは、「ていざなす」。

ていざなすは、明治20年頃に長野県の田井澤さんという人が開発したもので、「田井沢なす」がなまって「ていざなす」となったとか。

 

 

写真では大きさのイメージがつかめないが、長さは30㎝もある巨大な、なす。

 

少し実が柔らかいので、半分をなすの含め煮にしたところトロトロとなってしまった。

このなすは、焼いたり炒めたりした方が良いようだ。

 

地方に行くと、京都ではなかなかお目にかかれない野菜もあるので、面白い。

 

 

 

 

 

 

10月になりました~消費税が10%に~

 

10月になりました。

 

今年も残るところ、あと3ヶ月しかありませんが、あまりにも「暑い」ので、なんだか10月のような気がしません。

8月の猛暑の時ほどの暑さではありませんが、9月に入っても毎日暑く、未だに夏の服装のままです。

今日は、あまりにも暑いので、事務所で打合せの時、クーラーも入れました。

これも温暖化の現象でしょうか。地球はどうなっていくのでしょう。

 

テレビのトップニュースは、もちろん、今日からの消費税10%UPです。

初めて消費税が導入されたのは、1989(平成元)年4月。3%でした。

導入前には大きな反対運動が起こり、デパートにも「反対」の垂れ幕がかかりました。

でも、今回は、当時ほどの反対の声は上がりませんでした。「慣れ」とは怖いものです。

 

コンビニへ行き、198円の食品を買いました。

消費税が8%(15円)ついて、合計213円でしたが、クレジット支払いにしたので、「キャッシュレス還元額」として2%分(4円)の値引きがその場でなされ、支払額は209円でした。

 

次に、京都の中小スーパー「フレスコ」へ行き、食品ばかり818円買いました。

消費税が8%(65円)ついて、合計883円でした。

こちらもカード払いとしましたので、その場での値引きはありませんが、5%のポイントがつくはずです。

 

私は、カード払いは嫌いなので、来年6月まで、必要最低限だけカードを使うことにするつもりです。

食品を腐らせない、物を大切にする・・・そんな心がけをするつもりですが、それによって人生の豊かさや心のゆとりまで削りとってしまわないよう気をつけたいと思います。

 

それにしても、キャッシュレス還元など、都会に暮らす(都会以外は利用店舗が限定される)、カードを自由自在に使いこなす高齢者以外の人しか恩恵がありません。

消費税自体が不公平な税なのに、「恩恵」までもが不公平。

多くの中小店舗や高齢消費者は悲鳴を上げています。

景気が今以上に悪化するのは目に見えています。

 

すぐに消費税廃止とまではいかないでしょうが、とにかく10%はやめるよう声を上げていきましょう。

 

「山小屋ガールの癒やされない日々」(吉玉サキ 著)を読んで

 

タイトルに惹かれて読んだ。

山ガールでなく、「山小屋ガール」。

 

私は、日帰り登山でない限り、山で泊まる時には、必ず山小屋のお世話になる。

登山仲間の中には、山小屋における、あの登山者のイビキの大きさや1畳に2~3人が眠る時もある窮屈さが嫌で、テント泊を好む人もいるが、テントやマット・シュラフそして食料などをリュックに詰め込んで担いで登ることを考えると、私には無理!

ということで、必ず山小屋に泊まる。

 

山小屋で働いてみたいと思ったこともあった。

でも、夏の期間であろうと、1ヶ月いや2週間でも仕事を休むことなどできるはずもなく、結局、この年齢まで、一登山者として山小屋を利用してきた。

そんな私にとって、山小屋の働き方は興味津々である。

 

著者の吉玉サキ(よしだま さき)さんは、23歳の時に登山未経験で初めて北アルプスの山小屋でアルバイトをし、結局、トータルで10年も山小屋で働いた。

元々、作家志望だったサキさんは、山小屋を辞め、「小屋ガール通信」という山小屋のエッセイを書き、それがコンテストに入選し、まとめたのがこの本だ。

 

山小屋によって、やり方も色々だろうから、この本に書かれていることがすべての山小屋に共通するわけではないが、スタッフ目線から見た山小屋における「労働実態」や「日常生活」などが垣間見られて面白い。

 

山小屋は、山における宿泊施設だが、山小屋によって規模・収容人数や設備の状況、営業期間も異なる。

基本的には、予約がなくても、すべての登山者を受け容れる。さもないと、遭難してしまうからだ。

部屋は、予約すれば個室がある所もあるが、4~5人部屋から何十人もの大部屋。だから、イビキ攻撃が起こりうる。

水が豊富だったり、温泉が湧き出ているようなことがない限り、風呂はない。

トイレは、最近はどこも綺麗になってきた。

食事は、食堂で食べる。たいていは、ご飯と味噌汁はおかわりができる。

これは、私の「客からの目線」での山小屋の概要。

 

さて、ここからが、サキさんが紹介する山小屋スタッフの日常。

午前4時から朝食出しの準備が始まり、消灯は午後9時。

仕事内容は、

フロント:宿泊受付・売店など

厨房:食事

喫茶:飲料などの提供

設備:食材などを運ぶ・登山道整備など

そして全員で掃除

大きな山小屋であれば、役割分担があるが、小さな山小屋であれば、力仕事は男性ということになろうか。

 

食事は、夏山シーズンの週末だと、100人以上分を作る。

おかずは、業務用の冷凍食品。

最盛期には休みがないが、休暇の時には、下山するか、山歩きを楽しむ。

山小屋が閉鎖している冬の間は、何もしない人、旅に出る人、他のアルバイトをする人など様々。

 

大自然の中で働いていたら癒される?

サキさんは「私は、癒しを感じたことは1度もない」

特に、夏の山小屋は戦場。労働時間が長い上に業務はすべて立ち仕事で、精神的にも肉体的にもボロボロになる。

 

スタッフ用の風呂はある。ただし、寒い!

 

このような日常生活以外に、山小屋での楽しさや濃すぎる人間関係などもたくさん語られている。

 

やっぱり憧れるなあ。

ちなみに、小屋のスタッフの募集年齢は、多くは20代から40代までだが、中には60歳くらいまでと書かれているものもあり、ひょっとすると、まだいけるかな?と思ってしまう私でした。

「新聞記者」(望月衣塑子 著)を読んで

 

前回のブログで書いた、著者望月衣塑子さんにサインをしてもらった本「新聞記者」(角川新書)。

森友・加計学園問題が発覚する中で、ネットニュースなどで話題となっている、管官房長官の定例記者会見の場で堂々と質問する望月さんって、どんな記者なのだろうかと思い、昨年、買って読んだのが「新聞記者」。

 

2019年9月21日に彼女の生の肉声を聴くことができたので、帰宅後、再度、読み返してみた。

 

これまで、作家、学者そして新聞記者の講演をいくつも聴いたことがあるが、たいていは文章は面白くても、話はあまり面白くないということが多かった気がする。

でも、前回ブログで書いたとおり、望月さんの話は、とてもわかりやすく、面白かった!

 

再度、本を読み直して、そのワケが少しわかった。

「新聞記者」には、生い立ちも書かれており、実は、望月さんは、子どもの頃から「女優になりたい」と思い、中学生から高校入学までは芸能事務所に所属されていた。

そんな才能が、彼女の話力につながっているのだろう。

 

次に、官邸から「嫌われても」「嫌われても」、信念を曲げず、パワフルに行動できるのはなぜか?

これは、講演の最後に会場から出された質問でもあった。

 

私たちは、一定の信念を持っていても、力の強い者や何らか自分に影響力を持つ者に対して、時に「迎合」「忖度」したり、あるいは「萎縮」したり「屈して」しまったりすることもある。

まして、望月さんが対峙しているのは、強大な国家権力であり、その権力側に立って彼女を批判したり圧力をかけたりする人間も少なくない。

本来、同じ側の人間であるはずの記者までもが、彼女の発言を妨害しようとする。

 

本には「頑張りたいけど意味あるのかな・・・なぜこれほど叩かれるんだろう・・・こんなことならもう会見に行くのはやめようか・・・弱気な思いが何度も頭をよぎる」と書かれていた。

 

それでも、なぜ、頑張れるのか?

 

彼女は言う。

「やはり新聞記者として、権力側が隠そうとしていることが何かを常に探り、それらを明るみに出すことをテーマとしてきたから」と。

そして、支えとなったのは、駆け出しの千葉支局時代にベテラン警部に言われた、「俺が話すかどうかは、どこの社とかじゃない。その記者がどれだけ事件への情熱を持って本気でかんがえているかどうか」という言葉だった。

 

彼女が大切にしているインド独立の父ガンジーの言葉がある。これは講演の最後にも引用された。

「あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである」

これに続けて、望月さんの言葉。

「簡単には変えられないけど、私自身が環境や周りに流され変わらないためにも。自分自身が正義と信じられるものを見失わないためにも。たとえ最後の一人になろうとも」

 

では、私たちができることは何か?

 

報道の自由ひいては国民の知る権利を守り、真実を伝えるべく頑張っているジャーナリストは望月さんだけでなく、少なからず存在する。

そんな彼らに呼応して、SNSあるいはFAXや電話あるいは集会参加など、様々な形で連帯のメッセージを送ったり声を上げたりすることが大きな力となるはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

望月衣塑子さん(東京新聞社会部記者)の講演

 

2019年9月21日、私が2011年末まで在籍していた京都法律事務所の創立40周年記念企画として、望月衣塑子(いそこ)さんの講演「真実は現場に~私たちが変える未来~」がウイングス京都で開催されたので、参加した。

 

望月さんは、東京新聞社会部記者。1975年生。

2017年4月以降、森友学園・加計学園問題の取材チームとなり、管官房長官の定例記者会見に出席し、官邸から「嫌われても、嫌われても」鋭い質問を行っている女性記者である。

現在、彼女をモデルとした映画「新聞記者」が全国で上映されており、正に「時の人」。

 

開会時間の午後2時に会場に行くと、240名の会場はもう満席。大盛況だ。

早い人は午前11時から並んだとか。

 

講演は、今、政治(特に、安倍首相・管官房長官をはじめとする官邸)と報道の現場で何が起こっているのかを中心に話された。

いやあ、とにかく、身振り手振りも交え、早口だが、話がパワフルで、かつ、面白くわかりやすい。

国民から真実を覆い隠そうとする安倍内閣の恐ろしさ、報道の自由や国民の知る権利の危機、そしてその報道の自由を守ろうと闘う記者らジャーナリストの存在・・・

講演時間は40分も超過したが、もっと聴きたいと思う内容だった。

 

 

講演終了後にロビーに行くと、望月さんが出てこられたので、持参した彼女の本「新聞記者」(角川新書)にサインをもらう。

 


事務所の40周年にふさわしい、とても良い企画だった。

準備、大変だったと思う。

所員の皆さん、お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 

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