弁護士村松いづみのblogマチ弁の日々

京都新聞で楠木新氏の連載始まる!

 

2019年2月18日付けの京都新聞朝刊から、楠木新氏の「いい顔で 人生の後半戦を」というタイトルの連載が始まった。10回掲載予定とのこと。

 

楠木新氏(注、ペンネームです)のことは、以前にもこのブログで書いたことがあるが、私の大学時代のクラスメートである。

生命保険会社に勤務していた頃から、多数の著作を出版し、退職後は、ますます旺盛に執筆活動をされ、今、書店に行くと、ベストセラーとなった「定年後」など彼の著作が平積みされており、このような有名人と知り合いであるということは少し鼻が高い。

 

さて、2月18日付け記事は「①長い会社生活の終わり」という内容。

定年退職日に似合うのは、トロフィーや賞状ではなく、家族からの感謝状や花束。

でも定年後は、それまでの会社生活とは違ったものが求められる。自分自身の居場所は自分自身で見つける必要がある。

「定年前後に絡むアレコレを皆さんと一緒に考えていきたい」というテーマのようだ。

 

私たち弁護士には「定年」がない。

仕事に追われていると、あまり今後のことを考える余裕もないが、時折、ふと、このまま病気になって働けなくなるまで、この仕事を続けるのかなあ、自分自身としてそれでいいのかなあと考えてしまうこともある。

 

「定年」のない自営業の私たちにも考えさせてくれるような内容だといいなあ。

とりあえず連載を楽しみにしよう。

 

 

 

 

テニスの大坂なおみ選手と国籍

 

(女性弁護士の法律コラム NO.245)

 

女子テニスの大坂なおみ選手が、先日の全豪オープンで初優勝し、世界ランキングでも1位となるという快挙を達成し、日本中が歓喜にわきました。

テニスにはあまり興味のない私でも、試合結果が気になって、テレビを観てしまいました。

彼女のあのトツトツとした日本語でのインタビューに対する受け答えも可愛らしいですね。

 

そんな注目を浴びている大坂選手ですが、国籍はどうなっているのだろうと思ってしまううのは、法律家のサガでしょうか。

なぜかというと、日本は原則として二重国籍を認めないからです。

 

大坂選手は、日本人の母親とハイチ系アメリカ人の父親を持ち、生まれは大阪ですが、3歳からアメリカで育ちました。

 

日本の国籍は、国籍法という法律によって定められています。

国籍法2条で、「出生の時に父又は母が日本国民であるとき」「子は日本国民とする」と規定されていますので、母親が日本人である大坂選手は日本国民です。

また、アメリカの国籍法はよく知りませんが、大坂選手はアメリカ国籍も有しています。

よって、現在は、日本と米国の二重国籍です。

 

そして、日本は二重国籍を認めていませんので、国籍法14条1項によって「外国の国籍を有する日本国民は、外国及び日本の国籍を有することになった時が20歳に達する以前のときは22歳に達するまでに・・・いずれかの国籍を選択しなければ」なりません。

 

ですから、大坂選手は、現在は二重国籍なので、22歳となる今年10月の誕生日までにどちらかの国籍に決めることが求められているのです。

 

どの国籍を選ぼうと、彼女の人間性に変わりはなく、これからも応援していこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

確定申告の医療費控除

 

今年も確定申告が2月18日から始まる。

弁護士は「自営業者」だから、毎年、確定申告をする。

 

医療費控除は、所得が200万円以上の人は、10万円を超えた分を控除できる(200万円未満の人は、所得の5%を超えた分)。

これまで医療費が「10万円」を超えることなどトンとなく、医療費控除とは無縁であった。

でも、昨年の骨折→入院→手術→通院などにより、今年は医療費控除が使えそう。

 

調べてみると、医療費控除については、2018年に改定があり、従来のように領収書を提出しなくとも、「医療費通知書」を添付するか、「医療費控除の明細書」に記載すればよいとのこと。

葉書で届く「医療費通知書」は無意識に捨ててしまっていたので、結局、領収書を観ながら「医療費控除の明細書」に書かなければならない。

明細書は、国税庁のホームページからも入手できるとのこと。

 

また「医療費控除」の「医療」の範囲は、「医療行為に通常かかる費用」で、病気やケガのために購入した市販の医薬品や通院・入院のための交通費は対象となるが、診断書の作成費用や予防接種の費用などは対象にはならないよう。

 

なお、確定申告書にはマイナンバーを記載しなくても受理される。

 

 

 

 

 

「ビブリア古書堂の事件手帖」(三上延著)を読んで

 

昨年、映画「日々是好日」を観たばかりだった頃に、また女優黒木華主演で「ビブリア古書堂の事件手帖」という映画が上映されることを知った。

どんな話なんかなあと思っていた時、家庭裁判所帰りに時々立ち寄る出町柳商店街の中の古本屋に「ビブリア古書堂の事件手帖1~5」が並んでいるのを見つけた。

シリーズが5まであるのか、こんなに話が長いと読めるかなあ・・・とその時は思った。

そこで、試しに「1」のみを買って読んでみることにした。発刊は2011年。

 

舞台は、神奈川県鎌倉市。

主人公は、小さな古書店の美人店主篠川栞子(しのかわ しおりこ)とそこでアルバイトとして働くことになった五浦大輔(ごうら だいすけ)。

栞子は、若いが、古書に対して豊富な知識を持ち、客が持ち込む古書にまつわる謎を解いていくというストーリー。

 

少し推理小説のようではあるが、「犯人探し」ではなく、古書をめぐって、それに関わる人達の思いや歴史を紐解いていく。

そして作中に出てくる古書は実在のものだ。

それぞれの古書そのものに関する解説もふんだんに盛り込まれており、末尾の参考文献を読むと、作者が1つのシリーズを書き上げるのに、いかに大量の本を読んで調査研究したのかがわかる。

 

「1」を読んだだけでどんどん内容に惹かれていき、「2」以降も次々と購入し、骨折して入院してる間にも2冊を読み終えた。

話の展開も、古書にまつわる謎だけでなく、栞子の家族関係や大輔との恋の行方などもあって、読むのが止まらなくなった。

ついに2018年に発刊された「8」も読了。

「8」でも完結していないので、まだ物語は続くようだ。楽しみ!

 

残念ながら映画は観そびれた。

映画はいつかテレビで放映されるのを待つとしよう。

 

 

 

 

ロウバイ

 

今年も、依頼者のSさんが、ご自宅の庭に咲いたと言って、ロウバイと水仙の花を事務所に届けてくださった。

早速、部屋に飾った。

 

 

ロウバイ(蝋梅)は、「ウィキペディア」によると、クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属に属する中国原産の落葉樹とのこと。

梅と同じように寒い時期に花が咲き、香りも強いが、バラ目バラ科に属しているとのことで、系統的には梅とは遠縁らしい。

蝋梅という名前は、半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで蝋細工のようで、かつ、蝋月(旧暦12月)に咲くことにちなむという。

 

朝、最初に事務所の玄関を開けると、冷たい空気の中に強い香りが漂い、なんとも心地よい。

 

冬を感じる花に囲まれる日々である。

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